2017年 12月 16日
久々にオールドレンズ |
なんとなくオールドレンズを使って撮ってみるとどんな感じに写るんだろう、と考えたので久しぶりにミノルタのレンズを使ってみた。
今回使ったのはミノルタのMC ROKKOR-PF 58mm F1.4。
カメラはEOS40D、DPP4で現像しました。
雪だるまよりフェルト素材のおかげか、サンタさんが柔らかく感じます。髭の質感がふんわりと見たまんまに写りました。
LEDの光源が降ったばかりの雪を照らしています。雪月花をイメージしてみました。
ピントはあえて右側にずらしました。レンズはマニュアルフォーカス(MF)のみですので写したい意図がダイレクトに伝えられるところがいいですね。紫色の光はフリンジっていうんでしょうか?色相的にバランスがよかったからまぁいっか。
ライトアップしてる光の上に積もった雪が照らされて幻想的に写っています。絞りが解放近くなのでより雪の質感が出てる気がします。上の丸ボケに黄色い縁取りが写ってますが、ほかの持っているレンズ(EFレンズ)には表れないのでこのレンズが作られた当時の写り方なのかもしれない。
ピントが合っている部分の輪郭線がくっきりしすぎずハッキリ写っている・・このレンズの特徴だと思います。ピント面からボケに繋がるグラデーションは好みです。
1966年から1969年に発売したMC ROKKOR-PF 58mm F1.4、四捨五入して半世紀前のレンズですが、あらためて買ってよかったです。
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by tk-my
| 2017-12-16 04:31
| 写真